これからの未来、これまで以上に「グローバル」に仕事をすることが当たり前になり、そうした社会に適応出来る人材を育てるため、2020年度から「大学入試」のみならず、学校での「教育」も含めて、大きく変わろうとしています。
また、「競争」のレベルが、「海外」も含めての「競争」になることから、それに耐え得るだけの「学力」もそうですが、「運」も含めて重要になって行きます。
そこで今回は、『デキる&運がいい子供にするための「家庭学習」のポイント』について、アドバイスをさせていただきたいと思います。
デキる&運がいい子供にするための「家庭学習」のポイント
①「英語」は「親子で」学ぶ
昔、「読み・書き・ソロバン」と呼ばれたものが、今後は、「英語・ディベート力・プログラミング能力」に変わろうとしています。 そうしたこともあり、早い段階からお子様を「英会話」に通わせているご家庭も多いかと思いますが、「英語」もそうですが、「国際化」が必要なのは、「子供」以上に実は「大人」である
ので、これを機に「子供と一緒に英語を学ぶ」姿勢を持つことが大切です。 既に英語が堪能(他の語学も含む)が堪能な方は、更に「ブラッシュアップ」をしたり、「海外の情報」をチェックしたり、「海外」の物の考え方やビジネスのやり方を学ぶなど、「海外」にも意識を向け、「仕事のやり方」や「今後のライフプラン」を考えること
が大切です。 普段の生活の中で、親子揃って「英会話」や「中国語」を勉強することも大切ですが、実際に学んだことを「使ってみる」ことが、一番の勉強になる
ので、手っ取り早いところですと、「海外旅行」を通じて、現地の「言葉」や「習慣」、「物の考え方」に触れること
がオススメなのですが、「夏休み」を利用した短期の語学留学
などもオススメです。 「海外旅行」や「短期留学」が出来る状況でない場合は、ネットであれこれ検索したり、動画を見て「理解したつもり」になるのではなく、外国人旅行客向けのボランティアをやったり、日本在住の外国人と積極的にコミュニケーションを取る
などして、「実際に接してみる」ことが大切です。 「コミュニケーションを取る」上で大事なことは、「とりあえず言葉が話せればいい」というのではなく、相手の国の文化や物の考え方を理解した上で、「英語(その国の言葉)」で自分の考えや意見を、相手が理解出来るように伝えられるかどうか
なのですが、それには、「語学力」以上に、「物事の本質を捉える力」と「表現力」が必要不可欠
です。 「物事の本質を捉える力」と「表現力」を鍛えるには、「実体験」が絶対的に必要であり、かつ、その体験を通じて何をどう思ったのかを、親子間で「感想」や「意見」を交換することが必要
になります。 今後の世の中において、「格差」はこれまで以上に拡大することが考えられますが、その「格差」の元となる部分が、「グローバルレベル」で物事を理解し、仕事が出来る人なのかどうかで決まる
ところがあり、かつ、今後はそこに「AI」や「ロボット」が入って来ることから、- 「グローバルレベル」で仕事が出来る人→「正社員」で雇用
- 「グローバルレベル」で仕事が出来ない人→「契約」や「派遣」などの有期雇用
親子で一緒に「語学」を学び、「国際情勢」に対する知識や感覚を磨く
ことが出来るかどうかが、「お子様の将来」だけでなく、親である「自分自身の将来」も含めて左右しますから、普段から「親子の会話」がきちんと出来ているかどうか
また、「コミュニケーション」や「意見の交換」が大事だと言ったところで、「コミュニケーション」や「意見の交換」において、親の意見を一方的に押し付けるのではなく、お子様との間で「相互の意見の交換」がきちんと出来ているかどうか
普段の家庭生活の中で、そのあたりがきちんと出来ている家庭であれば、今後の教育改革においても、スムーズに適応することが出来そうですが、- 「学校」や「塾」に子供の教育を任せがちなご家庭
- 「仕事で忙しいから」と、子供とのコミュニケーションが不足しがちなご家庭
- 親の意見や考えを一方的に子供に押し付け、お子様の意見に耳を傾けないご家庭
- 「お母さん、勉強が出来ないから分からないわ」と、子供と一緒に努力することを放棄しているご家庭
「学校」と「家庭」が両輪となって、子供を育てて行く
ようなプログラムに変わるため、これまで以上に「親の教育に対する考え方」が問われ、かつ、「家庭教育」のウェイトが増す
ということを頭の片隅に入れた上で、今後の「家庭教育」について、お考えいただければと思います。②「リビング」に家族が集まる習慣をつける
「リビング」は、風水では、家庭運(「土」の気)を左右するスペース
なのですが、「家庭内」でのコミュニケーションを活発化したいなら、「リビング」の環境を整える
必要があります。 「リビング」の風水において基本となる重要なポイントは、①「掃除」と「整理整頓」が行き届いていること ②照明が明る過ぎないこと(「電球色」の蛍光灯を使うと◎) ③「ラグマット」や「畳」を敷くなどして、足元を冷やさないこと
の「3つ」ですから、「カーテンは何色がいい」とかそれ以前に、まずはこの「3つ」のポイントを徹底することが大切です。 また、「リビング」には、「テレビ」や「パソコン」などを置いていらっしゃるご家庭も多いのではないかと思うのですが、「テレビ」や「動画」に代表される、「一方的に情報を垂れ流す」ようなものをつけっ放しにしておくと、「コミュニケーション能力」が低下するだけでなく、「自分の頭で考える力」が低下しやすくなる
と言われており、また、運気の観点からも、「テレビ」や「パソコン」をずっとつけっ放しにしていると、その空間が「火」の気が過剰になり、そこに居る人をイライラさせたり、感情的になったり、集中力をダウンさせる原因になる
ため、「テレビ」や「パソコン」については、見ていない・使っていないときは、極力「電源を切る」ようにしましょう。 (金銭面においても、「浪費」しやすくなるので、つけっ放しはオススメしません)「リビング」ではなるべく、「家族の会話」や「おやつの時間」を楽しむ
ようにし、お子様の「コミュニケーション能力」を磨くだけでなく、同時に「家庭運」もアップさせていただければと思います。③家庭内において、良い「言葉遣い」や質の良い「文学作品」に接する機会を増やす
2020年の「大学入試改革」、及び、「教育改革」では、「思考力」「判断力」「表現力」が問われる
ため、こうした変化に対応するために重要な五行は、「木」の気
になります。 そのため、ご家庭内において、「言葉」や「文章」と言った「木」の気そのものを、どう育てて行くかが鍵になります。そもそも「書く」「話す」能力は、「読む」ことから始まる
ので、「きれいな日本語」で書かれた「絵本」や「昔話」、「文学作品」を、親が子供に声を出して「読み聞かせる」
ことからスタートされることをオススメします。 入門として、個人的にオススメの作品・作家は、- 河童(芥川龍之介)
- 夢十夜(夏目漱石)
- どんぐりと山猫(宮沢賢治)
- 博多人形(竹久夢二)
- 若菜集(島崎藤村)
- 智恵子抄(高村光太郎)
- 舞姫(森鴎外)
- 抒情小曲集(室生犀星)
- たけくらべ(樋口一葉)
- 高野聖(泉鏡花)
- それ、マジ?→それ、本当?
- ○○取って来て→○○を取っていただけます?
- ちょっとこれ見て→ちょっと、これをご覧になって
- これ、食べて→これ、召し上がって(いただいて)みて
- ムカつく→鬱陶しい