現在の日本では、「太陽の周期」を基に作られた「太陽暦」が基準になっていますが、昔は「太陰暦」と言って、「月の満ち欠け」を基に暦を作り、生活をしてきました。
太陽は「陽」、月は「陰」とされ、「太陰暦」で長く生活してきた日本人にとって、「月」即ち、「陰」の気のリズムに合わせた生活の方が心身共に穏やかに過ごせるだけでなく、より幸運体質に近付けるという特徴があります。
そこで今回は、『「月」のリズムを取り入れた運気アップのための休日の過ごし方』について、皆様にお伝えさせていただきたいと思います。
「月」のリズムを取り入れた運気アップのための休日の過ごし方
①太陽のリズムは「24時間」だが、月のリズムは「25時間」
「太陽暦(新暦)」と「太陰暦(旧暦)」では、太陽暦が「365日(閏年は366日)=1年」としてカウントするのに対し、太陰暦では「354日=1年」としてカウントします(ただし「閏月」がある場合は「384日=1年」になります)。 そのため、「太陽暦」での1年と、「太陰暦」での1年には、年間で「11日間」の差
があります(その差を調整するために約3年に1回の「閏月」があります)。 太陽暦と太陰暦の“差”は、「閏月」で調整すれば良いにしても、「毎日の太陽と月のリズムの差」は、日本人や日本人の血を引く人にとって、積もり積もって「見えない負担」になりやすく、「太陽」のリズムが「24時間」なのに対し、「月」のリズムが「25時間」なので(一説によると、人の体内時計も「25時間」と言われています)、毎日「1時間」ずつ差が発生している
ということになります。 現代は、完全に「太陽暦」で動いている以上、「太陽暦」に合わせて生活をしなければならないわけですが、日々、こうした地味に発生している“差”をどこかで埋めないと、単純に「心身のバランス」というだけでなく、「運気」そのものにも影響してきます。 そこで重要になってくるのが、休日でこの“差”をどう埋めるか
ということ。 例えば、月~金で働いていたとして、その間、太陽暦に合わせて動いているため、毎日1時間×5日=1週間あたり「5時間」の差が発生している
ということになります。 週末の休日を利用して、この「5時間」の差を埋めてあげる必要があるわけですが、睡眠やマッサージ、温泉、瞑想など、「リラックスした状態」で過ごせる時間を「5時間」作り出す
必要があります。 つまり、日頃の太陽と月のリズムの差を回復させるには「半日」くらい時間を要するということになります。 一気に半日くらい休めればベストですが、状況によってはそうもいかない場合もありますから、その場合、1日で5時間丸々…という形でなくても、土曜日で3時間、日曜日で2時間…という形で分散させてリカバリーしていただいても構いません。 週休1日状態の方は(1週間あたり「6時間」の差が発生している状態)、お休みの日には「6時間」はリラックスして過ごせる状態を作っていただければOKです。②毎日の生活の中に「月」の満ち欠けに応じた過ごし方を取り入れる
月の満ち欠けは、新月→上弦→満月→下弦→新月…(以下ループ)
というサイクルで満ち欠けを繰り返しているわけですが、月の満ち欠けにはその時の月齢によって細かい呼び名があるのですが、その中でも運気を左右するポイントになる区分が、
- 新月(月齢:0~2)→約3日間
- 三日月(月齢:3~6)→約4日間
- 上弦(月齢:7~13)→約7日間
- 満月(月齢:14~17)→約3日間
- 下弦(月齢:18~24)→約7日間
- 二十六夜(月齢:25~28)→約4日間
- 晦(月齢:29)→1日間(新月の前日)
になります。
その時々の「月齢」に関する詳しい情報は、市販の暦やスマホのアプリ、『こよみのページ』さんの『月の朔望のページ』などでチェックしてみて下さい。
以下、それぞれの月で実践したい開運行動を、実践しやすいよう一覧表にまとめましたので、是非、日々の生活に取り入れていただけたらと思います。
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